注文住宅を購入するまでのプロセス②
目次
こんにちは。千葉市稲毛区の三和住販株式会社です。
本日は、前回の「注文住宅を購入するまでのプロセス①」の続きとなっております。
まだ前回の記事をお読みでない方は一度目を通していただけると幸いです。
早速参りましょう。
契約編
事前審査が無事に完了しましたら、次は土地の契約と建物の請負契約です。
土地の重要事項説明書を宅建取引主任者が読み、売買契約書を続けて読みます。
ここでは土地の現況や法令で決まっている事、水道管やガス管の埋設状況などを説明致します。
また、何か特筆して必要になる事項(例えば境界ブロックを建ててください、自治会への加入をしてください等)があれば
そちらも併せて説明を致します。
時間としては大体1時間から2時間くらいかかると思われます。
現在賃貸物件を借りている方は賃貸借契約を行った際も似たような形で
契約を行っていると思います。
宅建主任者の方がわかりやすく説明はしてくれると思いますが
契約は長時間になる上に、専門的な用語が多く分かりにくい点が多いと思います。
特に手付金の解除や契約違反に関する事項等についてもここで説明があります。
何かわからない箇所があった場合は遠慮なく質問をするようにして下さい。
例えば、この後行う住宅ローンの本審査で万が一金融機関からお金が借りられない等
特段の事情があれば契約を解除できるといった内容もあります。
ですが、あくまでも契約書に記載されていることが前提です。
万が一上記の内容が入っていなければ負担は全て買主様が被ることになります。
重要事項説明書や契約書の内容でわからないことは確認しきちんと把握してから押印するにしましょう。
重要事項説明書と契約書が完了しましたら、次に建物の請負契約を行います。
弊社の場合、建物の請負契約については弊社で建築を行う場合の基本料金で契約を行います。
この後に行う内装の設計等で追加の費用が発生した場合は、追加分のみ再度請負契約を行う事となります。
住宅ローン本審査編
土地と建物の契約が完了しましたら、次は金融機関へ住宅ローンの本申請を行います。
審査期間は金融機関によって違いますが、基本的には2週間程度掛かると思っておいたほうがいいでしょう。
場合によっては1ヶ月程度掛かる場合もありますのでご留意ください。
また、本審査の段階になると事前審査の際よりも金融機関がチェックする内容が増えます。
お客様も覚えておらず事前審査の時には指摘されなかった借入の内容等を指摘される場合があります。
そのような状況になった場合は借入金額の減額や最悪の場合借入ができないといった状況に陥る可能性があります。
万が一借入が出来ないとなった場合は別の金融機関に対し、再度事前審査から行うようになります。
金利に関しても、事前審査が完了した際に仮で提示されますが本審査の内容次第では金利が上がる場合もあります。
事前審査で結果の出た希望金額が100%完了するとも限らないので注意が必要です。
金融機関としても借入を行う金額が大きいので審査等も慎重にならざるおえない部分もあります。
そのような事態になった際には、担当の営業へ相談をしてみましょう。
マイナスな事ばかり記載しておりますが上記のような状況がこれから借入を行う方全てに該当する訳ではありません。
ですが、そのような状況もあると知っておいて頂くだけで万が一そのような状況になった場合にすぐ対応できると
思いますので、頭の隅にでも置いて頂けると幸いです。
内装設計編
審査期間の間、ただ待っているだけだと時間がもったいないので内装の設計を行います。
内装の設計とは壁紙の色や床色、建具のデザインや色を決定することです。
現在だと壁紙や床材、建具も多種多様な種類や色、形状があります。
弊社の場合だと基本的にメーカーと種類については基本料金内に収まっている部分でおすすめしておりますが
お客様の方で希望するメーカーや種類があれば対応することも可能です。
例えばクロスの場合は機能性クロスへの変更等、床材に関しては無垢材への変更等が該当します。
その場合、追加料金が掛かる場合もありますのでご了承ください。
クロスに関しては、見本帳を取得して色や柄を選んでいくようになり、床材や建具については
カタログを見ながら色や建具のデザインを決めていくようになります。
ここに関しては、お客様の好みになってくる部分が多くを占めますので
ゆっくりとご自身の納得のいく内装を選んでいただければと思います。
注文住宅であればこのタイミングで間取の軽微な変更もする事が出来ます。
間取を大幅に変更する場合は状況によっては追加で費用が発生する場合もありますので注意が必要です。
また、床暖房の追加やビルトイン食器洗い機の追加等お客様希望の追加工事に関してもこのタイミングでも追加が可能です。
最後に
今回紹介した行程ではお客様の労力がかなり掛かる部分となってきます。
例えば、内装設計については1回で決めきれるかと言われると正直難しいと思います。
なので内装設計は何度か来社して頂いたりご自宅でも検討をして頂く事が多くなり負担が掛かることが多くなります。
ですが、ここを乗り越えればご自身の理想の家の完成まではあと少しです。
我々もお客様のお力になれるように全力を尽くしてまいりますので宜しくお願い致します。
2019.12.26