オール電化住宅
目次
こんにちは。千葉市稲毛区の三和住販株式会社です。今回はオール電化住宅について書いていきます。
オール電化住宅とは
オール電化住宅とは、キッチンや床暖房、給湯などの熱源をすべて電気でまかなっている住宅のことを指します。
まずキッチンについては、ガスコンロではなくIHクッキングヒーターを使用し調理を行います。床暖房を設置した場合についても電気で温める方式となり、給湯については夜お湯を沸かしたお湯を昼間に使うエコキュートなどの電気温水器を使うようになります。
オール電化住宅のメリット
オール電化住宅のメリットを何点か挙げますと
・光熱費を抑えることが出来る
・家の中の火元を減らすことができる
・キッチンの掃除がしやすい
・災害時にタンク内の水が使える
まず光熱費については、電気とガスの基本料金が一本になることによる節約効果と電気料金の安い夜に沸かしたお湯を使うことにより光熱費が安くなる可能性が高まります。もちろんライフスタイルによっては変動がありますし、大きな変化ではないかもしれません。ですが、年間で考えるとそれなりの節約となります。
次に火元を減らすことができる点ですが、こちらについてはガスを使用していない事でガス漏れによるガス爆発などのリスクを減らす事ができます。また、子供だけでの留守番や高齢家族との同居の際にガスコンロを使用し、火災が発生してしまう可能性がありますがIHクッキングヒーターであれば火を使いませんので火災の心配は激減します。
そうじについても、ガスコンロの場合「ごとく」など凹凸が多く掃除がしにくい箇所がありますが、IHクッキングヒーターは凹凸があまりありませんので手入れが楽になります。
災害時に電気、ガス、水道が止まってしまった場合でもタンク内に水が貯まっていれば生活用水として使用することができます。復旧についても一般的には電気が最初に復旧することが多いのでそちらもメリットになるかと思われます。
オール電化住宅のデメリット
オール電化住宅のデメリットとしては
・停電した場合はインフラ機能がすべて停止してしまう
・初期費用が追加で掛かってしまう
・調理に制限が出る可能性がある
まず、停電した場合ですが先ほどメリットで書きましたが電気は復旧が一番早い場合が多いです。ですが、場合によっては電気だけなかなか復旧しない可能性もあります。そうなってしまった場合は復旧まで自宅のインフラ機能が使えなくなってしまいます。
災害情報が出てからだと遅い場合もありますのでカセットコンロなどの代替えを常備しておく必要があります。
追加費用については、場合によってはIHクッキングヒーターの導入に費用が掛かってしまう場合があります。また、エコキュートを設置するにも本体代金と設置費用が掛かります。
調理については、直火での調理ができないので火力に不安が出てしまう場合もあります。また、今までIHクッキングヒーターを使用していない場合については、調理器具の買い替えが必要になる場合もあります。
最後に
オール電化住宅にした場合のメリットは多くありますが、デメリットももちろんあります。最終的にどちらの方が自分たちのライフスタイルに合っているかをしっかりと検討するようにしましょう。
2021.07.30