コラム

マンションと戸建の違い

 

こんにちは。千葉市稲毛区の三和住販株式会社です。

今回はマンションと戸建ての違いについてです。
単純な違いやそれぞれのメリット、デメリットについて書いていきますので今どちらを買おうか迷っている方は一読頂き少しでも参考にして頂ければと思います。


建物の違い


単純に建物だけで見てみるとお隣さんと部屋が繋がっているかやマンションの2階以上であれば下階と上階に知らない人が住んでいるか等の違いやそれに加えてマンションでは共用部といった場所があります。
これは廊下や玄関ホールのことです。マンションによっては住民の方が共同で使える集会所等がある場合もあります。

 

世代間については新しいマンションの場合、比較的若い家族が集まりますが規模が大きくなればその分多様な年齢層の家族が集まります。

それとは逆に少し築年数が経過しているマンションについては、新築時よりお住いの方がいらっしゃいますのでこちらも多様な年齢層が居住しております。

新築を自分で建てる場合に新しく区画整理をした分譲地であれば若い世代が集まりやすいですが、旧分譲地帯だと若い世代が周りにいる可能性は低くなります。

 

マンションの場合は比較的駅の近くに建設する場合が多いので、電車で通勤されている方にとっては通勤がしやすいといったメリットがあります。

建物などについてはこのような違いがあります。では、他にどのような違いがあるかというと月々の支払です。


金銭面での違い


まず、同じような条件で支払う必要がある費用には以前の記事でも書いたインフラ(電気、ガス、水道等)に対する費用が掛かります。
固定資産税についても金額の差異はあるでしょうが同様に支払う必要があります。

次に駐車場についてです。戸建ての場合は敷地内に駐車場を作ってしまえば月々の金額は追加で掛かりません。マンションの場合は別途月々の支払となります。
もちろん、戸建ての場合で駐車場が1台分しか無くもう1台車を購入した場合は別途で近隣の駐車場の家賃が発生することもあります。

 

それ以外にマンションの場合は管理費と修繕積立金が別途で掛かります。管理費はマンションの管理委託をしている会社へと支払う費用です。
この費用を支払う事によって、日ごろ管理人さんがマンションに在住していたり、共用部の掃除や草刈り等を代行してくれます。
修繕積立金とは、そのマンションに掛かる共用部の修繕費用や外壁の補修等マンション本体に掛かるであろう金額を先に入居者様から頂戴しています。

居室内の設備関係の修理については、自身で行う必要があります。

 

自分で建てた持ち家の場合は、この2点は掛かってきません。
ですが、戸建ての場合家の修繕(外壁の塗り直しや屋根の修理等)については10年から20年の間に自分自身で行う必要があります。
また、管理人さんはおりませんので庭の管理や草木の剪定については基本的に自身の貯めたお金から捻出する必要があります。

 

このように、金額について月々の支払マンションの方が項目が多くなります。
しかし、10年から20年後の金額だけで見てみると状況によってはあまり変わらない場合が多いです。


売却について


また、将来購入したマンションや自分で建てた戸建てを売る場合はどうでしょうか。
どちらも建物の価値については年々下がっていくことが多い点は年頭において頂ければと思います。

マンションの場合は自分の購入した部屋をリノベーションや改装して売り出すことは可能です。
しかし、建物全体の修理をすることは出来ませんし老朽化を止めることはできません。
ましてや解体をする事も購入者一人の意思では出来ません。

 

戸建ての場合も建物の老朽化は止めれません。しかし、土地の形状は基本的に変わりません。
建物が老朽化している場合は最悪の場合建て壊して土地だけで売るといった方法がとれます。

もちろん土地の価値は下がってしまいまう可能性があります。

 

マンションにせよ土地にせよ、駅から近い場合は資産価値は上がる事が多いです。
マンションにおいては、築年数が浅く駅から近い等利便性が高い箇所であれば新築で購入した時よりも高く売却ができる可能性もあります。


購入の基準


では、何を基準にどちらを選んだほうがいいのか。

例えば、子供の友達が近くにいたほうがいいといった点やお母さん友達が沢山欲しい等の理由が購入の大半を占めるのであればマンションの方がいいと思います。

 

隣や上階、下階と部屋が繋がっていると生活している際に気を使いすぎてしまうといった場合や逆に周りの住民の生活音が気になる場合は戸建ての方がおすすめです。

 

最終的には今現状求めている事由やご予算を総合的に判断しどちらの方が自分たちに合っているかを選ぶ必要があります。

私たち不動産屋はそのような判断に迷っている方に対してアドバイスをすることも仕事の一つです。

もしも、どちらにしようか考えがまとまらないときは是非、三和住販へお気軽にご連絡頂ければと思います。
我々なりの考えとお客様の考えを刷り合わせて最適な答えが出れば幸いです。

2020.02.20