コラム

住宅ローン保証

 

こんにちは。千葉市稲毛区の三和住販株式会社です。今回は、住宅ローン保証について書いていきます。


住宅ローン保証とは


住宅ローンを金融機関から借入する際に万が一返済が出来なくなってしまった場合を想定し連帯保証人を必ず用意する必要がありました。ですが、現在は住宅ローン保証料を保証会社に支払い返済が出来なくなってしまうケースに備える事が多くなってきています。
住宅ローンの返済が一定期間出来なくなってしまった場合まず、借入を行った金融機関へ住宅ローン保証会社から残金が支払われる事となります。保証会社が肩代わりしてくれた住宅ローンの残金については借入を行っていた所有者が保証会社へ継続して支払いを行っていく必要はあります。保証会社が支払いをしてくれてからといって住宅ローンが無くなる訳ではないので注意が必要です。
金融機関としては、住宅ローンが全く振り込まれないといったケースがかなり減ります。ですので、住宅ローンを貸しやすくすることが出来るのです。
金融機関によっては住宅ローン保証会社による保証がない事もありますので契約時にどちらの方が自分にメリットがあるか検討する必要があります。


住宅ローン保証の支払い方法


住宅ローン保証料の支払い方法は2種類です。まず一つが住宅ローンの契約時に諸経費として保証料を一括で支払う方法です。次に住宅ローンを借入する際の金利に上乗せする方法です。
金利に上乗せする方法のメリットとしては最初に支払う費用が抑えられる点です。デメリットとしては月々の返済額が増えてしまう点にあります。一括で支払う場合は最初に支払う費用が多くなってしまいますが、月々の支払いについては当初の計画通りの返済額となります。
支払い方法については、どちらも一長一短がありますので自身の状況を基に検討するのがいいでしょう。


住宅ローン保証料について


住宅ローンの保証料は、金利に上乗せして支払う場合については提示されている金利に対して0.2%上乗せして支払う事となります。例えば、銀行から提示されている金利が0.725%の変動の場合保証料は0.925%となります。
保証料を一括で支払う場合については、借入金額の2%が相場となっております。こちらも借入額が3,000万円の場合は60万円が保証料となります。保証料は借入金の中に諸費用として組み込める金融機関もあります。ですが、単純に60万円が増えるので結果としていくらか金額が出てしまう場合がありますので注意が必要です。


最後に


住宅ローンの保証は通常より多くお金を支払うように思えますが、その金額を支払うから住宅ローンを借りる事が出来ます。
保証料は必ず掛かると認識した上でライフプランの作成や資金計画の作成を行うようにしましょう。

2020.12.10