コラム

2020年の振り返り

 

こんにちは。千葉市稲毛区の三和住販株式会社です。
HPをリニューアルし、このコラム投稿を開始してから早いもので1年が経過しました。今年ももうすぐ終わりますので今回は2020年を振り返っていきます。


今年の話題


今年も様々なことがありましたが、やはり新型コロナウイルスが一番の話題になった年だと思います。
新型コロナは2019年12月頃に中国で感染報告が出たとニュースで見た記憶があります。その時は万が一日本にウイルスが来たとしてもそこまで多くの感染者は出ないだろうと思っていました。そして、年始の仕事始めから数日経過した2020年1月中旬頃、初めて国内での感染が報告されました。
正直そのニュースを見た時も、大幅な感染拡大は考えていませんでした。ですが、とてつもないスピードで国内感染は広がっていき連日感染増加や訃報をニュースで耳にしていました。
弊社でも消毒やマスク、アクリル板の仕切り板を使用し感染症対策を講じるようになりました。

弊社だけではなく社会全体でも感染症対策を講じるようになった結果、マスクの品薄など私は今まで経験した事のない事態を多く経験することとなりました。


新しい働き方


2020年初頭から始まった国内感染は減る気配もなく、コロナウイルス克服への道のりはまだまだ先が見通せない状況です。感染症対策の一環として人と人とが触れ合う事を極力避けようと都内や各主要都市を中心に始まったのがテレワーク、リモートワークでした。今まで対面で行っていた打合せや会議を在宅やサテライトオフィスで行う試みです。
不動産業界や建築業界でもオンラインでの打合せを実施している企業が増えていたと思います。また、建物の内見についてもVR技術や360度カメラで撮影しお見せする方法などが増えていきました。賃貸契約の場合は対面でなくとも郵送やデジタル化した契約書にて契約を行うこともできるようになりました。

ですが、元々が人と会わないと成り立たない職種ですのでこの業界に関して言えばまだそこまでの浸透はしていないのが現状です。今後の脱ハンコ政策などにより動きは加速する可能性も大いにあると思います。


新型コロナウイルスと不動産


新型コロナウイルス発生後しばらくして東京オリンピックの延期が発表されました。東京オリンピックを目安に事業計画を行っていた企業については収益を得るために1年間待つ必要が出てきてしまいました。

また、先ほど書いたテレワークへの移行により地方への移住が増えている傾向もあります。千葉県内でも今まではあまり人気がなかった地方への移住や築年数が経過している賃貸物件の1室を借りてサテライトオフィスにするなど住み方や借り方にも変化が見られます。

新築の建築ではトイレやお風呂のパーツ、キッチンの換気扇などの製造が止まってしまい供給できない事態が発生しました。これにより工期が延びてしまった現場はかなり多かったと思います。感染症対策に伴い自由に来館できていた住宅設備のショールームについても完全予約制に変更されました。
政府から出された外出自粛要請により建売住宅の見学やそもそものお問合せも当時はかなり減ってしまいました。現状では、デジタル化や感染予防対策の徹底によりお問合せも少しずつ持ち直してきています。


最後に


皆様にとって今年はどのような一年だったでしょうか。誰にとっても変化が大きかった一年だったことは変わりないでしょう。
弊社としましても、この変化に順応し今まで以上に皆様のニーズにお応えできるように今後も努力をしてまいります。
来年も三和住販㈱を宜しくお願い致します。

2020.12.26