コラム

生活インフラについて

 

こんにちは。千葉市稲毛区の三和住販株式会社です。
インフラとは私たちの生活を支えている設備です。今回は住宅に関係性が高い生活インフラについて書いていきます。


インフラの種類


インフラと呼ばれる設備の中には生活インフラ以外にもいくつか種類があります。

例えば、道路や鉄道、港は交通インフラと呼ばれております。それに加えて公園や学校、病院や福祉施設などもインフラの一種になります。生活に必要なインフラは別称としてライフラインとも呼ばれています。

どのインフラも規模等は違いますが、一つでも欠けてしまうと我々の生活に大きな支障をきたします。


生活インフラ:電気


まずは電気です。電気については、火力発電や風力発電等によって様々な方法にて発電がされ、私たちの自宅や各企業に届けられております。今の生活から電気が無くなってしまうと各部屋の明かりや冷蔵庫等の電化製品が使えなくなり食糧の備蓄が出来なくなってしまったり、スマートフォンやパソコンの充電が出来なくなってしまい外部との連絡やつながりが取れなくなってしまいます。また、オール電化住宅の場合は生活の行うことが著しく困難になります。

 

電力の不具合が発生する中で大規模になるのは送電線の不具合による停電です。
送電線については日々24時間監視をしており不具合が発生した場合は迅速に処置を行ってもらえておりますが、昨今発生している自然災害の被害にあってしまうと電柱の倒壊等により大規模な停電が発生するケースもあります。

 

電力供給については平成28年より始まった電力の自由化によって新規参入した電力会社からも購入する事が出来るようになりました。これにより、今まで受けられなかったサービスを受けたりその他インフラ料金の支払いが一本化出来るようになりました。


生活インフラ:ガス


ガスについては、都市ガスとプロパンガス(LPガス)に分かれております。料金面で言えばプロパンガスの方が月々のガス代金が高くなり都市ガスの方が安くなります。プロパンガスを使う場合としては、集合住宅やガスの本管が目の前まで配管されていない箇所、店舗等で使用しています。
集合住宅の場合、各居室に配管をする際の費用負担を抑えるのと各プロパンガス会社と契約をする事によりオーナー様にメリットがある特典が多いためプロパンガスになる事が多いです。
都市ガスについては、こちらも平成29年よりガスの自由化が始まりましたので都市ガスを購入する事の出来る事業者を自由に選べるようになりました。


生活インフラ:水道


水道には種類があります。まず、私たちが口にしている上水道です。水源は湖や川、ダムとなっており我々の自宅に届くまでに様々な消毒や殺菌処理を行うようになっております。家を建てる際にはもともと使用していた水道管が宅地に引き込んであればそちらを使用する事になりますが、宅地内に水道管が引き込まれて得いない場合は新たに引き直す必要があり、工事費用が発生します。
上水には井戸もあります。井戸については水が出る箇所まで土を掘り起こしポンプと滅菌器を使い使用する事となります。井戸については、月々の使用料は掛かりませんが、初期費用としてポンプ本体や滅菌器本体の代金が掛かります。毎月入れ替えを行うわけではありませんが、滅菌器に使用する消毒液についてランニングコストとして考えておく必要があります。
次に下水です。こちらについては、生活排水等を処理施設へ流す仕組みです。こちらについても上水と同様に使っていた下水管があればそのまま使用しますが、宅地内に引き込みがない場合は費用が発生します。
下水管が使用できない場合は、浄化槽を使用する事になります。こちらについては、設置時に費用が掛かるのと定期的に行う汲み取りでランニングコストが掛かります。


生活インフラ:通信


次に通信です。以前は、固定電話が各家庭に一つありましたので固定電話の回線費用が掛かっておりました。
今では、固定電話を使用している家庭は自体少なくなってきた印象がありますので、固定電話回線の費用についても減ってきていると思われます。ですが、技術の進歩によって我々の生活は以前とは全く違う様式になっております。
この記事を書いている2020年7月現在では以前として新型コロナウィルスによりテレワークが推奨されております。テレワークを行うためにはインターネット接続が不可欠となっておりますので、インターネットを使用する世帯が増えていると思います。また、以前はビデオを借りていたような事も現在では、サブスクリプションの普及によりわざわざ借りに行くことも返しに行くことも減ってきています。今後も世の中が便利になればなるほど通信費は重要性を増していくことでしょう。


最後に


生活インフラに限らず、私たちの日ごろの生活を支えてくれているのが各種インフラです。ですが、昨今の災害被害等によっては一時的に使用できなくなってしまう事も多くなってきました。
私たちが出来る事は様々なインフラの種類を知っておく事と万が一インフラが止まってしまった場合の備えをしておく事だと思います。

2020.07.30